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読んだ本の記録、感想、時々妄想
実は本なんか読まなくても全然平気で生きていけます
書楼弔堂 破暁
またしても感想を書き溜めてしまった…(5/3投稿)
本:京極夏彦 | - | tsukigasem
姑獲鳥の夏

再読。
もはや読むのが何回目か分からない…。
リア充が「夏だ!花火の季節だぜ!」というくらいのノリで、「夏だ!姑獲鳥の季節だぜ!」と刷り込まれてしまっているようだ…。
とはいえ、このブログをさかのぼってみたら前回最初から最後まで通して読んだのは2008年らしいので、案外と間が空いたなー。

そうそう、その間に『塗仏の宴』を再読したので、今回読んでいて内藤に関する印象はちょっと変わったかな。
(正直言って再読するまでは『塗仏』に内藤が再登場していたことすら記憶に無かった…)
『姑獲鳥』で内藤のしたことは擁護のしようもなく下衆な行為だけど、後々『塗仏』で潔いところを見せてくれるのでまあチャラにしてやるか!みたいな…。(駄目人間がちょっと良いことするとギャップでものすごく良い人に見えてしまう理論)
この人も元はといえば久遠寺の呪いの被害者とも言えるわけで、でもそこから自分で立ち直る努力をするでもなく流されるままに落ちぶれていったその先で、最終的に、「馬鹿にすんなよ小僧。俺はどうしようもない屑だがな――それでも俺のやったことは俺のやったことだよ。この人の責任じゃねえ。お前等の術にかかってしたことでもねえよ。もしそうだとしても頸絞めたのはこの手だよ!」などと啖呵が切れるようになるなんて、ちょっと胸が熱くなる展開じゃないか…。(駄目人間がちょっと良いことするとギャップで以下略)
内藤が語る、久遠寺菊乃への憧憬が込められた幼いころの思い出話のシーンがけっこう好きです。



このあいだ買った『狂骨の夢』コミカライズ4巻のあとがきによると、2013年からこの『姑獲鳥の夏』のコミカライズが開始するらしいので楽しみ!

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塗仏の宴

再読。
今回読んでみて、自分が大いなる記憶違いをしていたことが判明。そのときの己の動揺が伝わるツイッターの記事を転載。

・『塗仏の宴』再読終了。あれっ結局関口君って本編内で釈放されないんだっけ…じゃあ私の記憶に残ってた釈放シーンは一体……。
・自分の妄想によるストーリー補完をいつのまにか公式設定と思い込んでいたとは…脳内で尾国さんが仕事してるとしか思えない…(記憶改竄の意)
・思い込みといえば、藍童子のことも何故か「10歳くらいのおぼっちゃま系半ズボン美少年」と脳内インプットされていたため、今回読み返したとき「えっ14、5歳…?意外と大人だった…!」と若干衝撃を受けたり。ショタ補正ェ…
・往生際の悪いことに、「関口君釈放シーン」が妄想であることを認めきれず、『陰摩羅鬼の瑕』をパラパラとめくってみるも、やはりそんなシーンは存在しなかった…
・それどころか関口君は釈放後そのまま病院に入院させられていたことが判明し、「関口君釈放シーン」が妄想であることが完全に証明されただけだった…
・私の脳内「関口君釈放シーン」ではいったんは雪絵さんと京極堂その他が迎えにきてくれたんだもん…即入院とかしてなかったんだもん…。だが冷静に考えると京極堂が迎えにくるわけないよな。
・こわいよこわいよ…妄想こわいよ…。己の脳内尾国さんの仕事ぶり半端ない…。
・ちなみに「京極堂が迎えにきた」くだりは別に温かく出迎えてくれたわけではなくわりと突き放した態度だったので自分でも妄想だと気づかなかったんだよ…温かく出迎えたという記憶だったらさすがに腐女子補正だと自覚できたはずなんだけどね…?(言い訳)
・駄目だ公式だと思ってたことが実は自分の妄想だったことが判明して動揺しすぎた…くどくどとツイート連投すみません。寝ます。

公式設定と二次創作がごっちゃになることはたまーにあったけど(…)、自分の妄想を公式と思い込めるようになる日が来てしまうとは…。他人Aの創作物と他人Bの創作物を混同してしまうのと、他人Aの創作物と自分の妄想を混同するのとでは、そこに大いなるレベルの違いがだね…。
なお、あまりに動揺していたためか、複数の方から「(描写はなくとも)きっと雪絵さんと京極堂は迎えに来てくれたはずですよ!」となぐさめのお言葉を頂きました。その節は本当にありがとうございました…。

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絡新婦の理

再読

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鉄鼠の檻

夏の終わりがけくらいから読んでいたのをやっと読了。
3回目だけど面白い!

それにしても、京極作品(の内容)を「高級幕の内弁当」に例えたのは三浦しをんですが、実際(物理的に)私のお弁当箱以上の体積がある新書版鉄鼠ェ…

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狂骨の夢

又市さんの仕掛けの痕跡を追いかけて再読。
又市さんは罪なお方ですよ…って百介じゃなくても言いたくなるよこれは!(^_^;)

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後巷説百物語

再読

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続巷説百物語
続巷説百物語 (角川文庫)
続巷説百物語 (角川文庫)
京極夏彦

再読
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巷説百物語
巷説百物語 (角川文庫)
巷説百物語 (角川文庫)
京極夏彦

再読
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前巷説百物語
前巷説百物語 (角川文庫)
前巷説百物語 (角川文庫)
京極夏彦

この損は埋まらねェ。命の損は絶対に埋まらねェやい。

タイトルからも察せられるとおり、時系列としては『巷説百物語』よりもずっと以前、若き又市が御行となり裏の仕事に手を染めるようになるまでのお話。
物語は、とあるきっかけから損料屋「ゑんま屋」の裏の顔である仕掛け仕事を手伝うようになった又市の視点を中心に進む。

この又市が若くて威勢がよくて、そしてなにより青臭い。仕掛けの中で人死にを出すことにまだ納得できないでいる又市は、表の住人とも裏の住人とも言えないどっちつかずの状態で、まだまだ危なっかしい。
そんな又市視点の物語だからなのか、仕掛けの妙よりも人情や人の世の哀しみなんかが前面に押し出されている印象。
報復、信仰、人の生きる枠組、といった現代の問題を髣髴とさせるテーマを織り込みつつ中編を積み重ねて、ラストの「旧鼠」での祇右衛門との対決に向けて加速していく展開は文句無く面白い。
物語の最後で、シリーズお馴染みの「御行奉為―――」という文句をはじめて又市が口にするシーンも感慨深いものがあったけど、むしろその前の「お前等みてえに何でもねェ誰でもねェなんて恰好付けたこたァ言わねェぞ。俺ァな、俺は小股潜りの又市だ。」という台詞が青臭い又市らしくてしびれる!読み始めはなんとなく違和感があった青臭い又市、最後まで読んでむしろ大好きになってしまった。
仕掛け仕事のメンバーもお馴染みの面子ではないけれど、今回登場するゑんま屋の人たちも魅力的。それだけにラストはとにかくつらすぎる…。あとちらりと出てくる若旦那が癒し系にもほどがあるだろ!ここだけ和むよ!

シリーズを一から読み返したくなってしまう前日譚。
前→無印→続→後→前…の無限ループに陥りかねない(笑)。


余談。
「周防大蟆」のエピソード、文庫142頁の5行目の時点ですでに「この二人…」って思ってたのは私の頭が腐ってるせいじゃないよね…?
本:京極夏彦 | - | tsukigasem
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